現代では、多くの場合、企業が広告するという形式が定着しています。


広告というと、すぐそのように大きなスケールのものを思い浮かべるものですが、逆に、もっと広告の定義を狭めてもいいと思うのです。


さて、"広告"という言葉に関しては、多くの学者が、さまざまに定義づけを行なっています。


"広告は、会社・組織体・個人が種々な媒体を通して人々のあいだに伝播させる、視覚的、または口述的メッセージ。


"特定の広告主が、アイデア、商品あるいはサービスの呈示および促進を有料で行なうことである"


・・・"広告は、可能範囲内における消費者に対して、商品の名称および価格を知らしめる公衆教化であり、商品の販売基点を知らしめて、これを消費者の心中に確保せしめるものである"(リチャードソン)


その他多くの定義づけがなされていますが、諸論を要約すると、次のようにいうことができるでしょう。


"広告とは、不特定多数を対象に、商品または広告主のサービスの存在、特徴、顧客の受ける便益性などを知らせ、相手方の理解・納得をもとに購買行動を起こさせたり信用を植えつけるため、具体的な広告物によって表現する、有料のコミュニケーションである"・・・。


SEO 成果報酬もそのひとつですね。


"広告"という言葉は、"広く世間に知らせること、そのための文書"という本来の意味から・・・


今日では、狭義の"商業広告物"またはく商業広告活動"のことを指すというようになってしまっています。


SEO 成果報酬も、広告としての効果がありますね。


外国においては、この広告物と広告活動とは、はっきり区別されています。


広告物はアドバタイズメントadvertisement。


広告活動はアドバタイジングadvertisingと呼び分けています。


ラジオ・テレビのCMや新聞・雑誌の印刷広告、そしてポスターなどはアドパタイズメントであり・・・


広告主や代理店の広告活動やキャンペーン(campaign組織的宣伝活動)などはアドバタイジングです。


・・・ただし、まれにアドバタイジングadvertisingは広告物を含むときがあります。



広告主が、商品または企業のサービスの特徴やメリットなどを考えるとき・・・


広告コミュニケーションは、基本的には四つのく要素"で構成されます。


1.ソースsource(広告を流す人、広告主としての企業など)


2.チャンネルchannel(経路、つまりラジオ・テレビ・新聞といった媒体media)


3.メッセージmessage(広告物、ラジオ・テレビのCMなどadvertisement)


4.オーディエンスaudience(広告の受け手、視聴者・読者など)


・・・と身近での小さなできごとのなかにも、広告というコミュニケーションは行なわれています。


SEO 成果報酬もそのひとつでしょう。


たとえば、せっかく飼いはじめた仔犬が家出をしてしまったので、飼い主が近所の電柱や塀などに貼り紙をするケース。


・・・白い仔犬、生後6カ月くらい。


発見の方は電話○○局○○番"何・某"まで。


お礼差し上げます。


あるいは、洗面所で紛失した腕時計の簡単な特徴と落とし主の連絡先、お礼を呈すなどとメモして、洗面所の鏡や事務所の壁に貼り紙をする、というケースも明らかに広告です。



CMや新聞広告といった広告物 advertisementというシグナルsignalを通して消費者対象に訴えていきます。


対象は、テレビ視聴や新聞閲読といった媒体接触態度によって、その広告を知る・・・という形式になります。


これが、SEO 成果報酬など広告コミュニケーションのプロセスです。


コミュニケーションの基本的な形式に関しては、種々の理論が展開されています。


Schrammの"コミュニケーション・モデル(communication model)は、送り手が情報を送り出し・・・


そして、その信号が受け手に解読されていく流れ(コミュニケーション・プロセス communication process)を示しています。


"広告"(アドバタイジングadvertising)も、このコミュニケーション・プロセスの典型的な例です。



一部の未開文化でのボキャブラリー(vocabulary 語彙)のはなはだ少ない部族の場合は別としても・・・


いわゆる文明社会といわれる各国家間においても、言葉を翻訳する際に"的確な単語がない"ということは、思ったより多いのです。


また、それぞれの民族にはそれぞれ固有の文化があり・・・


ときによると、意識のもち方から発想方法まで差違があり、言葉によるコミュニケーションに限界のある場合もあります。


・・・これについては比較言語学的な研究も必要となってくるでしょう。


SEO 成果報酬においても、このようなことをしっかりと考える必要があります。


・・・とにかく、コミュニケーションの図式に戻って考えてみると、"いかに相手に伝えるか?"というアプローチの技術が、非常に重要な問題であるということがいえます。


そしてこのアプローチの技術は、つまり表現技術ということであり・・・


広告イメージの発想とコピーライティングも、このアプローチの技術の一種であるということができます。


考えている内容が複雑な問題であったり、伝えにくいニュアンスを多く含んだことがらであったりすると・・・


それを相手にうまく話すということができず、もどかしい感じになります。


・・・たとえば議論をしているときでも、論理だけでなくそれにその人個人の感覚的なものが加わってくる場合など、話す人の主観は相手に伝わりにくいことになってしまいます。


言葉は、ある意味では不完全なものです。


一部の人間に共有されている言葉という記号signだけでは、送り手が伝えたいと思っている意味コンセプトを充分に伝えることは不可能です。


記号としての言葉には、質的にも量的にも限界があり、極端な場合には"そのコトバがない"・・・


"それを表現する適当なコトバが存在しない"というケースもあり得ます。


ただ、こんなことはギリギリのレア・ケース。


一般的には、一応ほとんどの考え方は言葉によって表現することができると思われています。


言葉で表現しなければ、SEO 成果報酬などの効果を強めることが出来ません。



広告で一般に"アプローチapproach"ということは、消費者への接近行動のことです。


消費者の心に近づき興味をもたせるようにすることをいいます。


これは、SEO 成果報酬などについて学んでいるという方ならきっとご存知でしょう。


ここでのコミュニケーションの図式の場合のアプローチの技術とは、表現のための技術が・・・


つまり対象への接近の技術となるということを表わしています。


よく、"思っていることの10分の1も表現できない"といった言葉を耳にします。


・・・確かに、送り手が心の中で思っていることを、すべて表現するということはむずかしいもの。


しかし、思っていることが、どれだけ相手に伝わるのか、思っていることを、どうやって相手に伝えるのか、という点に対して、人々は日常あまり関心を払っていません。


思ったことは、すぐ、すべて相手に伝えることができる、と錯覚しています。


aをaらしく・・・


あるいはaを、より効果的にaらしく受け手Bに伝える技術・・・


これが表現アプローチの技術であるといえます。


このようなことは、SEO 成果報酬などネット上の広告効果においても同じようなことがいえます。


アプローチの技術には、さまざまな方法がありますが、その本来の意図をより効果的に伝えるために、種々の表現法・・・


CMでいえばコピーライティングの技術があるわけです。


・・・以上のことをまとめると、受け手a"は、残念ながら送り手aそのものではあり得ないのです。


すべて完全な伝達はできないともいえます。



コミュニケーションの送り手Aから受け手Bへの情報の伝え方を図式化したものがあります。


送り手Aは、相手に伝えたいテーマ"なにを?"ということを、自らの感覚・経験・知識に照合して分析し、それをコンセプト化(concept work 概念づけ)していきます。


・・・その情報内容は、受け手Bにわかるように考えられた信号signaIとしてAの表現行動となります。


Aの身ぶりとか言葉といった動作actionは、なんらかの意味conceptをもったメッセージmessageとして、受け手Bの前に表示されるわけです。


・・・これが"表現expression"です。


受け手Bは自己の感覚受容器官 reception(眼や耳など)によって、その表現されたメッセージを感知し、自らの経験や知識に照合して分析し・・・


そして、擬似体験化しながら感覚的自己論理的に認識・理解をしていきます。


なにを?いかに?伝えるか。


送り手Aの抱いている意味コンセプトaは、できるだけ正しく、aに近いものとして受け手Bに届けられなけれぱなりません。


このようなことは、SEO 成果報酬においても同様ですね。


言葉と文字は、教育(エデュケイションeducation)という方法を可能にしました。


また印刷技術は、この教育というシステムを加速度的に進展させました。


過去の知識の集積は、教育というコミュニケーションによって効率的に要約され、次の世代へと伝えられていくことになりました。


過去の文化が、遺産として伝承されていくために・・・


この教育というシステムの制度化が、社会の大きな構成要素になっていくのです。


・・・つまり、SEO 成果報酬などを学ぶわたしたち現代人は、教育というかたちの学習の機会をもつことなしには、普通の社会生活すら満足に営むことができないのです。


社会での共同生活のための知識といったものの大きな部分のみならず・・・


さらには、その知恵を発展させていく学問の世界にとっても、教育というかたちでの基本的な知識吸収の手段がベースとなっているのは、いうまでもないでしょう。